パンくずリスト
パンくずリストは、Webを訪れた人がどのページを開いているかを理解しやすいよう、ツリー方式で表示するもので、ナビゲーションの役割を果たしている。パス型、位置型、属性型の3種類の表示方法があるが、Webサイトにパンくずリストの機能を搭載するか、どの型を利用するかは、企業あるいはWeb管理者に委ねられており、特別に規定されているわけではない。このため、構造が比較的複雑なWebサイトで必ず用いられているとは限らず、簡素な作りのWebサイトであっても搭載されていることもある。
ハイパーリンク
ハイパーリンクは、位置情報を明示するリンクのことで、ハイパーテキストの結合に用いられる。リンクには飛び先情報やリンク名などの情報が含まれ、クリックすることで他のハイパーテキストの該当箇所へジャンプすることができる。良く目にするものにWWW(World Wide Web)があり、リンクにはURL情報が内包されている。リンクはテキストだけでなく、画像などを利用することもできる。ハイパーリンクはブラウザに限らず、各種アプリケーションでも利用されている。
ハウジング
ハウジングでは、データセンタ事業者が電源、ネットワーク設備およびインターネットサービス等を準備して、サービス享受者は、サーバーやルーター等の電子機器をそのデータセンタに設置してITサービスを提供するものである。この場合、サービス享受者は、電源やネットワーク設備に対して大きな投資をすることなく、サービスを準備することができ、サービス開始までの時間を大幅に短縮することも可能である。ハウジングと比較されるものとしてホスティングがある。
バイト
バイトとは、情報大きさを表す際に用いられる単位のことである。1バイトは2進数における8桁の8ビットを意味している。この単位は、コンピュータのような電子媒体の要領を表すために用いられるのが一般的である。単位記号として用いる際はBが使われるが、bとした場合はこの単位ではなく、ビットの単位になる。B記号は主にキロやメガなどの2進接頭辞と一緒に使用されることが多いため、単独で表すならば、BではなくByteと表記する方が望ましい。
バグ
ソフトウェアが起こす不具合のこと。想定外の入力がソフトウェアに対して行われたときなどに発生し、これを探して取り除く作業をデバッグと呼び開発において非常に大切な作業となる。しかしすべてを取り除くのは難しく使用しているうちに見つかることが多い。その場合修復プログラムなどを配布し対応することが必要となる。バグ(小さな虫)と呼ばれるようになったのは初期のコンピュータ内部に虫が入り込み動作に不具合を起こしたことからと言われている。
バナー
バナーとはウェブサイトへのリンクが張られた画像のこと。英語圏ではウェブバナーとも呼ばれる。日本では広告やサイト紹介などウェブページ上の様々な場面で用いられ、サイトのイメージを象徴するものとしての役割も果たす。一般的には横長のものが多いが、正方形や縦長のものも稀に見られる。また、ハイパーリンクの際は200×40ピクセルや80×31ピクセル、広告の際は468×60ピクセルや234×60ピクセルが主流などの違いもある。
パッチ
パッチとは、あるプログラムに対するアップデートプログラム、もしくは修正プログラムの事である。プログラムに修正や改正があった場合に、全体をもう一度ダウンロードさせるのではなく修正の必要な部分のみを配布し、それを適用させることで大容量のダウンロードを何度も繰り返す必要がないという利点を持つ。ブロードバンド環境の普及が進む現代においても、商用ソフトやOSのバグを修正する際にはパッチ形式で対処が行われることが多い。

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